2023年3月11日（土）に渋谷100BANCHにて、日本で初めてB Corpが一堂に会する参加型フェア「Meet the B」が開催されました。
この記事では、広報インターンのせながイベントの様子やB Corpムーブメントについてご紹介します！
毎年3月はB Corp月間とされています。B Corp月間とは、B Corp認証の普及と啓発を目的とし、企業がソーシャルグッドを目指すムーブメントを前に進めるための、全世界的な取り組みです。世界中で、2023年のB Corp月間のテーマ「WeGoBeyond」に沿った様々なキャンペーンが行われます。
B Corp認証を取得した法人は日本では2023年で20社（2023年3月時点）とまだその数は少なく、B Corp取得企業やムーブメントに携わる人たちが対面する機会は今回が初めてです。まさに日本のB Corpコミュニティがここからスタートします！
そんな記念すべき1回目のイベントとなった「Meet the B」。B Corpを日本で広めようとする有志、取得企業のメンバーからなる実行委員会によって企画され、当日はB Corpを取得した22社が集合。それぞれの活動内容やB Corp取得までの流れ、そのメリットなどをパネルに掲示し参加者と自由に対話できる機会が設けられました。
社会や環境に配慮した企業のあり方を目指し、ソーシャルグッドな話題やうねりを作っている企業が一同に会した本イベントに、私たちライフイズテックもコミュニティの一員としていられることが嬉しかったです！
イベント内ではゲストを招いた2つのトークセッションも開催されました。トークセッション1つ目『いい会社がつくる日本の「ローカル」な未来』では、B Corp認証は優れた会社の認証というわけではなく、「変化する時代に合わせて優れた会社に変えていこうとする会社」への認証だという言葉もありました。
カウチブースではB Corpと来場者を巻き込んだ偶発的なセッションとして、参加者も自由にマイクをとって議論が交わされていました。
会場には多い時には約200名、B Corp取得を目指す方、社会課題に取り組む企業の方々などが参加され、終始熱気に包まれていました。
トークセッションの様子はこちらでも観ることができます。
今回のイベントに参加し、日本でも様々な分野・やり方で社会や環境に配慮した、良いインパクトを与える企業が増えていることを改めて実感しました。
トークセッション中、私が印象に残ったのは Bインパクトアセスメントに関する捉え方でした。B Corpのアセスメントはアメリカの団体が運営し基準を設けていることもあり、例えば有色人種や低所得者層の従業員の割合など、日本では多少当てはまりにくい基準もあるかもしれません。しかし日本でも男女や地域と大都市圏など「差」は少なからず生まれています。
B Corp取得を一つのきっかけとして、自社が向き合う課題から一歩ずつアプローチしていくことで、環境や社会をよりよくしていこうとする好循環が生まれていくのではないかと思いました。
またイベントを通してライフイズテックの事業がどのように社会にインパクトを与えているか再認識する機会になり、参加者との自由な対話の中で誇りをもってそれを伝えられたことはとても喜ばしいことでした！
ライフイズテックのB Corp取得までの流れを詳しく知りたい方はこちらのnoteをご覧ください！
【B Corp取得 前編】企業には社会を良くする力がある。B Corp認証取得までの道のり
【B Corp取得 後編】元証券アナリストが解説！ライフイズテックのB Corpが意味すること
