【レポート】「クリスマスキャンプ2018」(上)day1/700人以上で出航!

posted on 2019/01/12

ライフイズテック恒例、冬の一大イベント「クリスマスキャンプ(クリキャン)2018」が12月25日から4日間にわたり、白樺リゾート池の平ホテル(長野県北佐久郡立科町)で開催された。

筆者も取材などでこの4日間、平均するとホテル内を毎日約1万7000歩、10キロ弱歩いた計算で、質量共にボリュームは満点だ。

そんなわけで、クリキャンの歴史と初日の様子を「上」、メンバー(中高生)の開発・紹介記事を中心とした「中」、最終日の様子に筆者コラムをつけた「下」の3回にわたってお届けしたい。

白樺リゾート池の平ホテルでのクリスマスキャンプ(クリキャン)は、2015年以来3年ぶりとなった。全館(4棟)貸し切りで、メンバー、メンター(大学生講師)、社員合わせて700人以上が参加するビッグイベントとなった。

今回、総指揮はリアルサービス事業部の西村諭美マネジャー、ディレクターは森本千冬キャンプチームリーダーが務めた。

ライフイズテックのクリキャンの歴史は6年前に遡る。

東京・奥多摩のアメリカキャンプ村で2012年12月、メンバー、メンター、社員が初めて全員宿泊形式のクリキャンを開催した。メンバーの参加者は当時、56人だった。

当時のクリキャンにも参加した西村は、「原点」をこう振り返る。

「メンバーは4日間、朝から夜まで、開発はもちろん、メンターとのたわいもない話や将来について真面目に語り、刺激をもらった。キャンプ場のコテージで、メンバーもメンターも一つになり、開発、アクティビティ、食事づくり。全てのコンテンツを本当に楽しんだ。キャンプが終わってからも、フェイスブックでグループ投稿が途切れず、初めてライフイズテックのメンバーコミュニティができ上がったキャンプでした

COOの小森勇太が「常に『最高』を更新続けるのがクリキャン」と語るように、年々進化を遂げてきた今年のテーマは、冒険と開拓に情熱を注いだ「大航海時代」。各開発部屋を歴史的に有名な「船」、1〜2人のMCを「船長」とした。

出航した船、船長は以下の布陣だ。

サンタマリア号」(船長:松井晋平)
メイフラワー号」(船長:讃井康智)
ビクトリア号」(船長:築比地健太/船見洋輝)
エンデバー号」(船長:田口峻平/山本諒)
ビーグル号」(船長:内藤誠人/奥苑佑治)

そして、この5隻の船に設けられた開発は全部で17コースとなった。

サンタマリア号(iPhone/Android/メディアアート
メイフラワー号(デジタルミュージック/初音ミク/カメラ
ビクトリア号(映像制作/アニメーション/IoT with MESH
エンデバー号(Unity/2Dゲーム/Minecraft/Maya
ビーグル号(Webデザイン/Webサービス/デザイナー/LINEスタンプ

25日のオープニングでは、各コースを束ねる船長がステージに次々に登壇した。全国から集まったメンバーを前に、簡単な船の紹介と意気込みを語った。

松井「かのコロンブスがアメリカ大陸を発見した時の船です。今回、100人以上の大きな船ですけど、他の船に負けないように、他の船を襲うぐらいの感じで(笑)。盛り上がっていけたらと思います」

讃井「イギリスからアメリカに最初に移民した時の船です。音楽とカメラという文化の香りが強い船だと思います。アメリカのカルチャーを生んだのがメイフラワー号ですから、僕らのこの船から新時代の文化を作っていきましょう」

築比地「かのマゼランが世界一周を目指した船です。その当時は誰もがそんなことできるとは思っていませんでした。常識を疑って、果敢に挑戦して成し得たわけです。そんな船にしたいですね」

山本「初めて壊血病という昔の病気を出さなかった船として有名です。え?マニアック過ぎますか?オーストラリアとニュージーランドを探検した船という風に覚えてもらえれば。よろしくお願いします(笑)」

奥苑「僕は・・・今は黙っておきます。おいおいね」

奥苑のこの一言には、総合MCを務めた丸本徳之から「今話さずにいつ話すんだ!」という突っ込みもあったが、同じく総合MCの小森が「どの船が盛り上がるのかは船長次第です」と語ると、会場から大きな拍手が上がった。

その後、メンバーはメンターの先導で各開発部屋に移動した。

各部屋の壁にはカラフルなマスキングテープでクジラや錨、世界地図などの装飾が施され、メンバーは「船」に乗船した。移動もあったため、初日は2時間ほどの開発時間となった。

初日の夜、メンバーを熱狂させたのは謎解き「仮面夜想曲」だ。メンバーは手がかりの入った黒い「招待状」を受けとり、各チームが「探偵」となって、「呪われた歌」の4枚の歌詞を見つけて呪いを解くというストーリー。

手がかりは本館、アミューズメント館、屋外に出た別館に散りばめられ、さらにQRコードを使ってスマホも活用しなければならないという凝ったものだ。

ストーリー中の登場人物が本館アリーナの舞台で歌うなど、リアルとアンリアルを行き来する壮大な謎解きとなった。

 

小森も「クリキャン史上最高の謎解きであることは当然。過去最高の完成度だとも思っています」と胸をはる。

小森の言う通り、100を超えるチームの中で、謎を解いたのはわずか1チーム。サンタマリア号で全体の技術面でサポートするテクニカルメンター・藤井陽介が率いたチームだ。


3年連続クリキャン参加の藤井は語る。

「毎年あと一歩、あと数秒というところまでくるのだがクリアできなかった。念願を達成できて嬉しい。チームメンバーがそれぞれのポイントで力を合わせた。手がかりを糸口にして解答を予想しながら進む『メタ解き』が勝因です」

藤井のチームメンバーも、謎を解いたチームとしてアリーナの舞台上に上がった。

メンバーがそれぞれ「最高です」、「みんなの協力があったからこそ」、「みんな天才。最高!」、「全力を出し切った」と喜びを語り、拍手に包まれて初日を終えた。

(中)へ続く