【メンバー成長記】最初はライフイズテックに消極的だった高校生が、参加して見つけたかけがえのない宝物とは?

posted on 2020/03/24

ライフイズテックのプログラミングスクールは現在、東京と神奈川、大阪、そして名古屋に全7校ある。今回インタビューしたのは、名古屋校に通っていた原奏太さん。「開発姿勢が真面目」で「他のメンバーにもアドバイス」をしてくれる彼は、名古屋校でも目立つ存在だったという。
今回はそんな彼に、ライフイズテックに入ったきっかけや思い出、さらにはこれから先のことについて語ってもらった。


ライフイズテックに参加した理由は、スマホを買ってもらうためだった!?
文化祭のアプリづくりに挑戦! 背中を押してくれた人の言葉
大切にしたいつながりができたライフイズテック。いずれはメンターに

ライフイズテックに参加した理由は、スマホを買ってもらうためだった!?

—— まずは、ライフイズテックに入ったきっかけから聞かせてください!
初めてライフイズテックに参加したのは、2016年の夏キャンプからです。そこからスクールにも通い始め、10回以上はキャンプにも参加してきました。

—— そもそもライフイズテックをどうやって知ったんですか?
学校に置かれていたチラシで知りました。

—— キャンプに参加したのはそのチラシが気になったから?
いえ。そのチラシを見た時は「ふ~ん」みたいな感じでしたね(笑)。

—— ではなぜ、キャンプに参加したのでしょうか?
スマートフォンを買ってもらうための口実だったんですよ(笑)。

—— ええ~!!
ライフイズテックを知った中学生の頃の僕は、スマートフォンを持っていませんでした。周りの友達も持っているし欲しいと思っていた時に、ちょうど妹が進学した中学校で調査学習の際にスマートフォンが必要になると知って。僕も一緒に買ってもらおうと思ったら、ライフイズテックのキャンプに参加するならいいよと言われて、しぶしぶ参加したんです(笑)。

—— なぜお母さんはスマホを買う条件に、ライフイズテックに参加することを挙げたのでしょうか?
これからの時代、プログラミングを知っておいた方がいいと考えていたようです。ただ僕は、初めてすることに対してあまり積極的になれる性格ではありませんでした。だからキャンプに参加するとなった時にとても心細くて。

—— でもそこからスクールに通い、何回もキャンプに参加するほどライフイズテックにハマっていますよね? 何かハマるきっかけがあったのでしょうか?
ライフイズテックが僕にとって、知らなかったたくさんのことに触れられる絶好の機会だったからです。まず、手にしたばかりのスマートフォンのアプリを自分でつくれることに感動して。それからキャンプやスクールで出会ったメンバーやメンターのみんなが、僕の知らないことをいろいろ教えてくれたんですよ。

—— 例えば、どんなことを?
最初に参加したキャンプで一緒の班になったメンバーからは、面白いウェブゲームを教えてもらいました。そして次のキャンプでそのウェブゲームを他のメンバーにおすすめしていたら、メンターさんからそのゲームを作っているのは、Unityだと教えてもらいましたね。またメンターの皆さんとは、プログラミングと関係のないアニメの話で盛りあがることもあって。

—— プログラミング以外の情報もいろいろゲットできたんですね。
実は僕のスマホには、家の方針で18歳以下の閲覧フィルターがかかっていたんです。だからTwitterでの情報収集ができなかったんですが、ライフイズテックでは人づてにいろんな情報が入ってくるので学校の友達との話題づくりにもつながっていました。

—— ライフイズテックがTwitter代わりだったんですね。
話題は多少偏っていますが……(笑)。

—— 業界特化のTwitterだ!
そうですね(笑)。そういったたくさんの情報が人から人へと伝わる明るい雰囲気が好きで、自然にライフイズテックにハマっていったんだと思います。また学校によくあるグループみたいなものもなく、誰もが気軽に話せる空気感があったから居心地もよかったですね。

文化祭のアプリづくりに挑戦! 背中を押してくれた人の言葉

—— ちなみにこれまでどんな作品をつくってきましたか?
キャンプでは教科書にのっている時計や電卓、クイズ、単語帳、画像加工などのアプリを、オリジナル要素も含めつつ一通りつくってきました。なかでもカウントアプリはβ版ではありますがリリースもして、改良したものを高校の文化祭でクラス企画入場者を数える際に使ってもらったんです。

—— めちゃくちゃ実用的なアプリを開発しているじゃないですか!!
クラスメイトが人数をカウントするアプリを探していたので、ぜひつくらせてほしいと名乗り出て(笑)。またクラス企画には、映像制作でもかかわったんですよ。さらに文化祭全体の公式iPhoneアプリ開発にも挑戦させてもらいました。

—— 文化祭でめちゃくちゃ大活躍じゃないですか!! 原さんは本当に初めてのことに対して消極的な性格だったんですか?
ライフイズテックに入るまではそうだったと思います。ただ名古屋校のクラスマネージャー(教室長)だったりょうさんが僕らに贈ってくれた言葉に背中を押されて、いろんなことに挑戦してみようと思えるようになったんです。

—— どんな言葉だったのでしょうか?
「自分が身につけてきた技術で、どんどん挑戦してほしい」という言葉です。この言葉のおかげで僕は、文化祭で2つのアプリをつくろうと思いました。

—— なんだかそういう言葉を贈り贈られる名古屋校には、あたたかくも切磋琢磨し合う雰囲気が流れていたんじゃないかなと感じました。
そうですね。開発中以外は、メンバーやメンターのみんなと楽しく話せる明るい雰囲気でした。雑談だけでなく、つくっている作品に対してコメントし合うことも結構ありましたし。僕も友達がつくっている作品に「こうしたほうがいいんじゃない?」と、よく声をかけていました。それくらい気になる作品がたくさんあったんですよ。

—— 楽しく刺激し合える素敵な居場所だったんですね。

大切にしたいつながりができたライフイズテック。いずれはメンターに

—— 少しこれからのことも聞かせてもらいたいのですが、ライフイズテックにはこれからも通い続けるのでしょうか?
大学受験を控えているので、いったん高校2年で卒業しました。無事大学生になれたら、今度はメンターとして参加したいと思っています。

—— きっとその想いを知ったら、メンターさんたちも喜ぶと思います。ちなみに大学はIT関係に進む予定なんですか?
いえ。ちがう方向に進もうかと思っています。ただ、文化祭でした映像制作が楽しかったので、大学生になっても個人で続けていけたらと。

—— 大学生になっても原さんは、自分の技術をみがいて新たな挑戦を続けていくんですね。なんだかりょうさんに「きちんとりょうさんの想い、届いていますよ~!」と伝えたくなりました。
ライフイズテックはそれくらい僕にとって刺激的であり、居心地もいい場所でした。決してコミュニケーションが得意ではなかった僕が、友達とのかかわり方も学べたとも思っています。大切にしたい人とのつながりができたことは、僕にとっての財産です。

<インタビューを終えて>

新たな人や居場所との出会いが、自分を変えるきっかけとなる——。
私は今回の原奏太さんへのインタビューを通して、こう感じました。

ライフイズテックのキャンプやスクールは、自分が「つくりたい」「なんとかしたい」と思う作品をつくったりリリースをしたりすることを目標としています。しかしそれ以上に「何かを生みだすこと」を通して、これから先の自分の人生を豊かにする“何か”が得られるのかもしれません。

近い未来、ライフイズテックという心地よい居場所でメンターとして活躍している原さんの姿が見られることを楽しみにしています!

ライター:クリス(@qris_)