【アプリ甲子園2019】ファイナリストインタビュー vol.2 │ 澁谷知希さん・坂井田逸斗さん・庄司隼介さん・谷津俊輔さん

アプリ甲子園とは?

アプリ甲子園は、2011年にスタートした中学生・高校生のためのスマートフォンアプリ開発コンテストです。2019年の今年の大会で、9回目の開催となります。

当記事では、9月30日に行われた二次選考会を突破した「開発部門」の10組のファイナリストのうち、以下の4組をご紹介します。

「Famik」澁谷知希 さん
「ピックアップ通知音」坂井田逸斗 さん
「Snug」庄司隼介 さん
「ApRo」谷津俊輔 さん、愛野茜太さん、井上大斗さん、

※紹介順は順不同


「Famik」澁谷 知希 さん

参加形式:個人での参加
アプリ甲子園大会参加回数:2回め

Q1,今回大会に応募しようと思ったきっかけを教えてください
Tech Kids Schoolに通っているのですが、昨年そこでもらったコンテスト一覧のチラシにアプリ甲子園のことが載っていました。昨年は応募したけど2次審査で落ちてしまいました。
悔しかったので今年もアプリ甲子園に応募しようと思いました。

Q2,「Famik」はどんなアプリですか
子どもの健康状況を管理できるアプリです。複数人それぞれの熱や症状などを時系列で記録することができ、家族へのシェア機能や、音声入力ができるほか、病院検索機能の搭載や、iOS/Androidにも対応しています。

Q3,アプリの「ここは見てほしい!」と思える部分はどこでしょうか
音声で測った熱を入力できる機能は、ぜひ見て欲しいです。
熱でフラフラしていても入力できます。
現在地から近い順に病院を検索できる機能も便利です。
それ以外にも、iPhone/Android両対応しているところも頑張りました。

Q4,アプリの、作っていて苦労した点などはどこでしょうか
音声認識の出力結果が、「38°8部」や、「38°c 8v」などと誤認識をしてしまうので、その誤認識のパターンを見つけて、スクリプトに書くところが大変でした。

Q5,今回発表したアプリは、どんな人に使ってほしいですか
誰でも具合が悪くなることがあると思いますので、みんなに使ってほしいです。

Q6,アプリを制作する上で大切にしていることはありますか?
使ってくれる人が使いやすいようにすることです。
今回は病気の人が使うアプリなので、すぐ使えるように心がけて作りました。

Q7,アプリを制作していて、よかったな、と思ったことはありますか?
プログラミングをしている小学生は少ないので、その中で同じプログラミングの話が合う友達ができたことです。

Q8,尊敬しているクリエイターはいますか?
SEKAI NO OWARI さんです。

Q9,将来はどんなことをしたいですか?
プログラミング関係の仕事について、世界中の人々を驚かせるようなゲーム・アプリを作りたいです。

Q10,アプリ甲子園2019 決勝への意気込みを聞かせてください!
昨年は2次で敗退でしたが、今回は決勝まで進んだので、もっといい賞が取れるように頑張ります!!


「ピックアップ通知音」坂井田 逸斗 さん

参加形式:個人での参加
アプリ甲子園大会参加回数:2回め

Q1,今回大会に応募しようと思ったきっかけを教えてください
昨年のアプリ甲子園2018では二次選考を通過することができず、高校3年生の今年が応募できる最後のチャンスなので、また挑戦したいと思ったからです。

Q2,「ピックアップ通知音」はどんなアプリですか
LINEの音を個別に、好きな音に設定できるアプリを作りました。
全員同じ音だと誰からメッセージが届いたのか分からないので、個別に鳴り分けられたら便利だと思いました。
しかしLINEにはそのような機能はないので、無いなら自分で作ろうと思って開発しました。

Q3,アプリの「ここは見てほしい!」と思える部分はどこでしょうか
通知音・着信音に設定できる音は、端末に元から入っている音だけでなく、アプリ内に予め搭載されている100個の効果音から選択でき、更に自分の声を録音することもできます!
また決勝大会に向けたブラッシュアップで、メッセージ内容を喋らせる機能も搭載しました!
このように便利なだけでなく面白い機能を搭載している点です。

Q4,アプリの、作っていて苦労した点などはどこでしょうか
似たようなアプリが無く、LINEの通知パターンを全て自分で確認して場合分けするプログラムを作ったことです。
このアプリの一番重要なプログラムにあたりますが、LINEの通知パターンが多く、作るのにとても時間がかかりました。

Q5,今回発表したアプリは、どんな人に使ってほしいですか
LINEを使っている全ての人に使ってほしいです。
マテリアルデザインを採用し、より直感的に操作できるようになったので、年齢を問わず使えるデザインになりました。

Q6,アプリを制作する上で大切にしていることはありますか?
シンプルに見せつつ、高機能にするのをこだわって作っています。
アプリを作るときには毎回、既存のアプリと決定的な違いをもたせるようにしています。

Q7,アプリを制作していて、よかったな、と思ったことはありますか?
困っている人から感謝の言葉がもらえた時です。
リリースして感謝のレビューが来ると本当にうれしいです。

Q8,尊敬しているクリエイターはいますか?
スティーブジョブズです。
この方がいなければそもそもスマートフォンは存在しなかったからです。
携帯電話の定義を変えたこの方は本当に偉人だと思います。

Q9,将来はどんなことをしたいですか?
システムエンジニアになって自分の技術を高め、人の役に立つものをつくりたいです。

Q10,アプリ甲子園2019 決勝への意気込みを聞かせてください!
昨年は決勝大会まで行けなかったので、最後のチャンスを無駄にせず、悔いの残らないように頑張ります!


「Snug」庄司 隼介 さん

参加形式:個人での参加
アプリ甲子園大会参加回数:初参加

Q1,今回大会に応募しようと思ったきっかけを教えてください
スクールで勧められたからです。

Q2,「Snug」はどんなアプリですか
気分に合わせて見る投稿を選べる、匿名のSNSアプリです。

Q3,アプリの「ここは見てほしい!」と思える部分はどこでしょうか
1人1人がどんな投稿を見るかをそれぞれの気分に合わせて選べる点

Q4,アプリの、作っていて苦労した点などはどこでしょうか
感情解析apiが算出したスコアをどの範囲をポジティブ、ネガティブと判断するかという点です。

Q5,今回発表したアプリは、どんな人に使ってほしいですか
誰でも使って欲しいです。

Q6,アプリを制作する上で大切にしていることはありますか?
UI,UXはユーザーが分かりやすく、快適に使えるようにすることです。コーディングでは機能追加などの変更に強い設計にしています。

Q7,アプリを制作していて、よかったな、と思ったことはありますか?
ものづくりの楽しさを知れました。
自分と同年代、あるいは年下の人でも優れた技術を持ち、素晴らしい作品を作っている人がたくさんいると知れたことです。

Q8,将来はどんなことをしたいですか?
起業したいです。

Q9,アプリ甲子園2019 決勝への意気込みを聞かせてください!
他の出場者の素晴らしいアプリと発表をまた見れると思うと楽しみです。


「ApRo」谷津俊輔 さん、愛野茜太さん、井上大斗さん

参加形式:団体での参加
アプリ甲子園大会参加回数:2回め
※下記は代表して谷津俊輔さんに回答いただきました

Q1,今回大会に応募しようと思ったきっかけを教えてください
私達の技術力に自信がつき、この大会を通して力を試したいと思ったからです。

Q2,「ApRo」はどんなアプリですか
小学生にわかりやすく、楽しくプログラミングをしてもらうことを目指して制作しました。プログラムの実行には他のアプリの差別化、小学生が最も興味を引くものを考えた結果、ARを利用することにしました。

Q3,アプリの「ここは見てほしい!」と思える部分はどこでしょうか
やはり、プログラミングをコーディングする画面ですね。
メンバーの一人である愛野茜太さんが何度もUIを見直し、かつ丁寧なリファクタリングを行い、現在の形になりました。

Q4,アプリの、作っていて苦労した点などはどこでしょうか
ARでプログラムを実行する部分でしょうか。swiftで設計したプログラムをUnityに引き渡し、それを実行する、この一連のプロセスを実装するのに苦労したと思います。

Q5,今回発表したアプリは、どんな人に使ってほしいですか
小学生ですね!!!
元々小学生に向けたアプリのつもりで制作したので小学生に使用してほしいです。ですが、このアプリは小学生だけでなく様々な人にも楽しんで頂けるアプリだと思います。

Q6,アプリを制作する上で大切にしていることはありますか?
綺麗にコードを書くことです。

Q7,アプリを制作していて、よかったな、と思ったことはありますか?
論理的思考が身につきました。

Q8,将来はどんなことをしたいですか?
世界を変えるようなことができたらいいなと思っています。

Q9,アプリ甲子園2019 決勝への意気込みを聞かせてください!
アプリ甲子園に革命を起こす勢いで頑張りたいと思います。

決勝大会 観覧募集中!

決勝戦は10月27日(日)、南青山のスパイラルホール Spiral Hallにて開催されます。
観覧や、生放送で応援しましょう!

https://www.applikoshien.jp/viewer/