【スクール卒業生インタビュー!】進路を切り開いた Life is Tech ! スクール
今回は Life is Tech ! スクールを卒業し、現在メンター(生徒を指導する現役大学生・大学院生)として活躍するメンターにインタビュー。
Life is Tech ! スクールに参加したきっかけや体験などを振り返ってもらいつつ、スクールでの学びと今の進路の繋がりについてうかがった。
今の進路につながったLife is Tech ! スクールでの経験
―― おふたりは普段どちらの大学に通われているんですか?
柴原佳範さん(以下、カフカ):慶應義塾大学環境情報学部に通っています。4月からは2年生です。多岐の分野を横断して学びながら、メディアアート作品の制作を目指し、日々学んでいます。
長友優果さん(以下、ちゃつみ):通っていたのは、明治大学理工学部の情報科学科です。ソフトウェア工学研究室に所属して、ウェブサービスをつくるなどソフトウェアを研究してきました。
―― その進路を志したきっかけを教えてください。
カフカ:僕は中学1年生からLife is Tech ! のスクールでiOSアプリのプログラミングを学ぶ中でITの素晴らしさに気付きました。それと同時にテクノロジー全般が生産性の向上や効率のために用いられている場合が多いことに疑問を抱いたんです。ITを用いて美しいものや感情を揺さぶるものを生み出したいと思い、今の進路を選びました。
―― ITで感情を揺さぶるもの、ですか?
カフカ:中3くらいの時にメンターからAdobeのIllustratorの使い方を学ぶ機会があって、グラフィック制作にはまったんです。作品を毎日Instagramで発信しては、Life is Tech ! の仲間や学校の友達からリアクションをもらうのが楽しくて。この時にテクノロジーで便利さや分かりやすいメリットだけではなく、心を豊かにするものづくりを意識するようになりました。
―― ちゃつみさんの進路を選んだ理由も聞かせてください。
ちゃつみ:高校1年生の頃にLife is Tech ! でプログラミングに出会ったのがきっかけです。通っていた高校は進学校だったんですが、私はあまり学力に自信がなく推薦でなければ進学が難しくて……(笑)。ただ情報は比較的得意だったので、先生がLife is Tech ! を紹介してくれたんです。推薦入試に活かせるプログラミングを学ぶために参加したところ思いのほか楽しくて、せっかくなら大学でも学んでみようかなと思うようになりました。通う大学のAO入試が実技と面接だけでいけたという本音も少しありますが(笑)。
―― プログラミングを始めたきっかけを「進路のため」と言っていましたが、プログラミングは実際のところ、入試に役に立つのでしょうか?
ちゃつみ:私の場合はめちゃくちゃ役に立ちましたね。Life is Tech ! スクールでつくった作品はもちろん、プログラミングを好きになった理由などを面接でもしっかり話せたので。
カフカ:僕の大学の入試では、これまで学んできたプログラミングを絡めた資料を入試に提出しました。ちゃつみほどダイレクトに役に立ったわけではないと思いますが、少なくともプログラミングができるという土台は、大学入試において他の人との差別化になると思います。ITの力を重視しているところなら間違いなくアピールポイントになるかと。
ちゃつみ:あとLife is Tech ! だったからこそ、というのはあると思います。今はプログラミングを学ぶならいろんな選択肢がありますよね。ただプログラミングを楽しいと思ったきっかけなどの話は、Life is Tech ! に通っていたからこそ面接で話せたと思うんです。
スクール時のカフカと、Life is Tech ! 代表水野との近影
切磋琢磨できる仲間に出会いコンテストに挑戦できた
―― プログラミングを楽しいと思えたのがLife is Tech ! だったからこそと言えるのはなぜですか?
ちゃつみ:今だからこそ言えるんですが、たぶん私はプログラミングが好きというよりも、Life is Tech ! という場所の空気が好きだったんだと思うんです。高1の時に初めてキャンプに参加してプログラミングで何かを作るのも楽しかったのですが、それ以上に同じ班のメンバーとメンターとのお昼の時間が思い出として強く残っていて。そういう場に気持ちが乗せられてきっと、「私、できる!」と錯覚したんですよね(笑)。
カフカ:僕もその気持ちは分かります。僕は長期休みのたびにキャンプに参加する中で、もっとプログラミングの理解を深め、長期スパンで大掛かりなアプリ制作に挑戦するためにスクールに通うようになりました。学校以外の同世代の仲間やメンター、社員の皆さんたちとのかかわりが楽しかったのもLife is Tech ! を続ける大きな理由だったので。
―― プログラミングの楽しさはもちろん、学校外の友達との出会いもLife is Tech ! を続ける大きな理由になっていたと。
カフカ:はい! 僕はずっとスクールでアプリを制作し、アプリ甲子園という大会では最終上位10組のファイナリストに残ったこともあります。これも「決勝までいこう」と励まし合い、切磋琢磨できる仲間がいたからだと思っています。Life is Tech ! で当時の自分の世界がグッと広がったのは間違いありません。Life is Tech ! に行かなければ接点がなかった人と今でも連絡を取り合うくらいつながっていることも嬉しいです。
2017年アプリ甲子園のファイナリスト発表時のカフカ
自分の夢や選択肢に可能性を見い出せるLife is Tech ! スクール
メンターとしてLife is Tech ! キャンプに参加するちゃつみ
―― スクール生、メンターとして経験を積みいろんなスキルを磨いていくと、自分自身にも新たな可能性が見つかりそうですよね。
カフカ:僕はまだ抽象的なんですが、スクールに通っていた中高生の頃から持ち続けてきた衝動や無謀さを失わずに、何かしらを生み出し続けていたいと思っています。Life is Tech ! はそういう衝動を大切にしてくれる場所です。
ちゃつみ:Life is Tech ! は本当に人生が変わる場所。自分を全て受け入れてくれ、新しい自分を見つけられる場所だと思います。
Life is Tech ! スクール集合写真(カフカがスクール生時)
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現在、Life is Tech ! スクールでは春学期申し込みを実施中。Life is Tech ! スクールは、パソコンに触ったことのない初心者でも1年間でプログラミングの基礎から実際にストアにアプリやゲームをリリースできるようになるためのプログラムです。
詳細・お申し込み:
https://life-is-tech.com/school/
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ライター:クリス(@qris_)