Why Don't You Change the World?

僕は、「世界」を変えることができるようになった。数年前まで、そんなヒーローのような働き方に憧れていた。

ヒーローのように働く7つの法則

月給22万円だった僕が、世界的IT企業に認められて世の中を変える事業を立ち上げることができた驚きの秘訣

ビジネスマンだけでなく、教育関係者、お子様を持つ保護者の方必見!デジタル時代を生きていくすべての人たちに送る新しい入門書 藤田晋氏(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)、孫泰蔵氏(MOVIDA JAPAN株式会社代表取締役CEO)も絶賛!!

ヒーローのように働く7つの法則
  • 1500円+税
  • 2014/5/31 全国書店発売開始
  • 角川書店
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あらすじ大手銀行員、5人の会社へ行く

築山康介(つきやまこうすけ)は、大手銀行で働く4年目の銀行員。
彼は、ひょんなきっかけから、5名のベンチャー会社「Life is Tech !(ライフイズテック)」に入社するのである。
ITの世界で起きていることについて、無頓着な康介。
ライフイズテックに参加する事で様々な気づきを得ながら、世界を舞台に戦う人材に成長して行く。

※本書は、著者の原体験をもとに、事実を再構成した物語です。一部登場人物・団体は、架空のものとなっております。

目次中高生たちがいとも簡単に学んでしまう「世界レベルの仕事」をするための、脅威の7つのステップ!

  • STEP1 「世界」を変えることの意味を知る

    1. ITの世界へ、ようこそ!
    2. 世界を救う発明をした15歳
    3. 半径1メートル以内の世界
    4. 未来を変える「ITドラフト会議」
    5. 教育の価値の変化
    6. 10年後の医者、弁護士、コンサルタント
    7. 創造力を高める環境デザイン
    8. あなたに30億円の価値がつく!
    9. 神は細部に宿る
    10. 競合はディズニーランド
    11. 「教える文化」を創る

    STEP2 踏み出す「勇気」を持とう!

    1. 本当にやりたかったことを覚えてる?
    2. 興味のある事に、アンテナを伸ばす
    3. 目、耳、肌で感じる、足を運ぶ
    4. 心動かされることに出会う
    5. スティーブ・ジョブズ「点と点をつなぐ」
    6. 些細な重なりから決意は生まれる
    7. 勇気を出して、第一歩
  • STEP3 自分だけの「武器」を持とう!

    1. サービスや商品の 「武器」と 「仕組み」を理解する
    2. 自分の脳に答えを聞け
    3. 世界の仕組みを教える「貿易ゲーム」
    4. トップ企業が参画するメンター研修の仕組み
    5. 教育とエンターテインメント
    6. 成功しているモデルをヒントに
    7. 「好き」が武器になるとき

    STEP4 「プログラミング」を理解し、実行力をつけよう!

    1. 米大統領「全ての人よ、プログラミングを!」
    2. コンピューターはバカ?
    3. 圧倒的な速度で進化するITの世界
    4. 「モックアップ」を使って伝えてみよう
    5. 「はじめる」を支援するインキュベーションプログラム
  • STEP5 「世の中にないもの」を生み出そう!

    1. 「世の中にないもの」を考える
    2. 誰でもできることは、誰も求めない
    3. 日常にヒントは落ちている
    4. 困ったことをITで解決する
    5. 組み合わせとアレンジから企画は生まれる
    6. 自分のリソースを知る
    7. アイデアは三つの要素のかけ算
    8. Win-Win-Winの関係を考える
    9. 役に立つ情報を集めるには?

    STEP6 「共感力」で差をつけよう!

    1. トップから共感させる
    2. 5秒で共感できなければ、それは実現しない
    3. たくさんの「人」を巻き込む
    4. 共感を生みやすいデザインの力
    5. どんなチームを集められるか?
  • STEP7 世界で戦おう!

    1. 世界で戦うスタート地点に立つ
    2. 地球丸ごとの「世界」を変えている人たち
    3. 自らビジョンを描く
    4. 異文化を想定して設計する
    5. どこであろうと「本質」は変わらない
    6. 未来へ向かってさらなる一歩

【ご案内】
「46.地球丸ごとの「世界」を変えている人たち」の章は、高校1年生角南萌さんが執筆したブログより引用させていただきました。現地の写真もあり、より鮮明にシリコンバレーの様子がわかると思います。ぜひお読みいただければ幸いです。[角南萌さんのブログ]

プログラミングを理解して実行力をつけよう 本書内のステップ4にあるスペシャルコンテンツの詳細となります。

Xcodeの使い方
カウントアプリの作り方
モックアップの作り方
環境構築をしよう!

著者前書きより

 本書は、「世界」を変えるには、どうすればよいか? 「世界」を変えるという事をテーマに書いています。それは、決して突拍子のない大きい事を言いたいわけではありません。
 私たちが伝えたかったのは、自分をとりまく「世界」の大きさが人によって違い、自分から半径1メートル以内でも、1キロメートル以内でも、地球まるごとでも構わない、大事なのは、実際に変えるという意識とその手段を知っているかという事なのです。
 屁理屈に聞こえるかもしれませんが、私たちのところに来ている中学生や高校生は、大小の差こそあれ、彼らの世界を変えています。
 一人の子は、学校の席替えを簡単に。一人の子は、お弁当をつくるお母さんのために。一人の子は、毎日薬を飲む離れて暮らすおじいちゃんのために。

私たちは、中学生、高校生を対象としたスマホアプリ開発、ゲーム制作などのIT技術を教える「Life is Tech !(ライフイズテック)」という教育プログラムを実施しています。夏休みや春休みを利用して短期間で集中的に学ぶ「キャンプ」形式と、毎週通学して学ぶ「スクール」形式、どこでも学べる「オンライン」形式の3つのプログラムを用意しています。「創造する力」と「つくる技術」の習得を目指しています。

世の中にはITに対して、懐疑的な意見を持つ人や、なんだかよくわからないと感じている人が多いように感じています。しかし、ITの中心には、必ず「人」がいます。誰かの世界を圧倒的に楽にしたり、面白くしたりするために、存在しています。その本質的なITの存在意義を私たちは、中学生や高校生に毎日伝えています。
 本書では、彼らに伝えているように、「ITの世界の可能性」をより多くの人に知ってもらい、明日からの行動のきっかけにしてもらいたいと考えました。 

 この本に登場する主人公は、ITの世界をほとんど知らない大手銀行で働くサラリーマン。そんな彼が、Life is Tech !(ライフイズテック)に出会い、中高生の成長を目の当たりにし、自らも成長していきます。
 ITの知識がほぼゼロだった私たちが、ITの可能性に魅了されていった原体験を交えながら、7つのステップに分け、物語形式でまとめています。おそらく、本書を読み終わった時、主人公と同様に、ITの存在意義をより深く理解でき、実際に明日から行動するための糸口が見つかるはずです。

 私たちは、中高生や、彼らの保護者によくこう伝えます。
「英語がわかると、世界中で、話せる人が何十倍にも増え、得られる情報も何十倍も増える。ITも全く同じです」
 将来、全員が、プロのプログラマーやデザイナーになるために技術を教えているのでありません。21世紀を生き抜くひとつの力として、ITを活用する方法を教えています。極端な話をすれば、すべての中高生がITを学ぶべきだと考えています。

しかし、ITは、諸刃の剣で、世界を広げるポジティブな一面と、誰かを傷つけるネガティブな一面も持ち合わせていることも事実です。私たちは、中高生にとって、もっとも重要なのは、技術力ではなく、それを使いこなす精神だと考えています。そのためには、成功体験を積み、自ら考え、時には、人と衝突する中で、大人になることが重要なのです。 そして、その成長のサイクルをまわす上で、もっとも適した手段をITだと考え、ライフイズテックでは実践しています。

 Life is Tech ! (ライフイズテック)というサービスが始まって、丸3年。
 なぜ、ITを学ぶことで、可能性が広がるのか?
 世界を変えるには、実際どうすればよいのか?
 この3年間の私たちの試行錯誤から生まれた、ひとつの「答え」を余すところ無くお伝えしていければと思っております。
 本書が、皆様の明日へのきっかけになれば、これほど嬉しい事はありません。

2014年4月 目黒オフィスにて
ライフイズテック株式会社
水野雄介・小森勇太

筆者プロフィール

水野雄介 みずの・ゆうすけ

1982年、北海道生まれ。慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒、同大学院修了。大学院在学中に、開成高等学校の物理非常勤講師を2年間務める。その後、株式会社ワイキューブを経て、2010年、 ライフイズテック株式会社を設立。14年に、同社がコンピューターサイエンスやICT教育の普及に貢献している組織に与えられる “Google RISE Awards ” に東アジアで初の授賞となるなど世界的な注目を浴びている。「日本のIT界にイチロー並みの人材を送り出す!」を目標に世界を駆け回る日々。

小森勇太 こもり・ゆうた

1983年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒。株式会社ワイキューブで、『エンターテイメント×採用』の商品開発を行い、企業の採用戦略の新しい形を創る。株式会社SCRAPで『リアル脱出ゲーム』のディレクターを経て、ライフイズテック株式会社を水野とともに設立。著名なIT企業の採用企画立案を多く手がけるほか、ライフイズテックのプログラム企画運営、ブランディングなど幅広い活動を手がけている。一般財団法人生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー。

Why Don't You Change the World?

ヒーローのように働く7つの法則 出版社:角川書店

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