Life is Tech! presents Fab Camp Summer 2013

2013.8.28-29 9:00〜17:00

@ 横浜 SFC*SFC

昨年の夏に開催されたイベントです。

Fab Campとは?

21世紀を迎えた今、個人がモノをデザインし、製作する「パーソナル・ファブリケーション」という新しいモノづくりのカタチが広まりつつあります。そんな中、子どもから専門家まで、互いに連携しながらオープンな環境でモノづくりを行うFab Labという施設のネットワークが世界中で注目されています。Fab Labとは2002年にMITのNeil Gershenfeld教授によって提唱された市民に開かれた工房の総称です。レーザーカッターや3Dプリンタを含む最先端の機材を揃える傍ら、誰もが自由にモノを作り、ノウハウを共有する環境となっています。

Fab Camp Summer 2013は次世代を担う中高生に、パーソナル・ファブリケーションの醍醐味とモノづくりの面白さを体感してもらうための特別ワークショップです。2日間の日程の中で、普段は触れることのない、最先端のレーザーカッターや3Dプリンタ、電子工作プラットフォーム等を駆使しながらオリジナルの「デジタル小物」をデザインから製作(プロトタイピング)まで、一貫して行なっていきます。

ワークショップの講師はパーソナル・ファブリケーションを学ぶマサチューセッツ工科大学と慶應義塾大学の現役大学院生が担当します。
パーソナル・ファブリケーションだけにとどまらず、一般的な大学での生活や研究、海外留学など幅広く学べるワークショップとなっています。

Fab Campの概要

日 時 2日間:2013年8月28日~29日(9:00~17:00)
会 場 北仲BRICK 2F/3F 慶應義塾大学ソーシャルファブリケーションラボ横浜
定 員 20名程度(応募者多数の場合は抽選とします)
参加費 27.300円(内訳:参加費20,000円 + 材料費6,000円 + 消費税)
主 催 Life is Tech!
協 力 慶應義塾大学田中浩也研究室 , Fab9
重要事項 ・参加対象は、中学生1年生~高校生3年生となります。
・7/25(木)本申込スタート、8/11(日)締め切り後、8/14(水)迄に参加可否のご連絡致します。
・宿泊プランは予定しておりませんので、遠方の方は、会場の近くに直接宿をご予約くださいませ。
・両日程、9:00~17:00までのフル参加できる方のみとなります。

プログラム

プログラム内容

参加者には以下のカテゴリから、作るものを選択していただきます。
■レーザーを使ったフォト彫刻アート
■組み立て式のボックス(貯金箱やペン立て形式のもの)

プログラム内容

1日目
Adobe Illustratorを使った2Dデザインを学び、小物の設計を行います。
また、レーザーカッターの使い方を学びつつ、アクリル板や木材をレーザー加工し、小物の制作と組立を行います。

2日目
Arduinoを使った電子回路・組み込みプログラミングを学び、センサーに反応してモーターを動かしたり、LEDを光らせたりする仕組みを作ります。
その後、2日目の午後に2つを統合し、「暗くなったら光るフォト彫刻」や「お金を入れたら旗が動く彫金箱」等のインタラクティブな小物を仕上げます。

プログラム内容

タイムテーブル

<材料費について>

■材料費に含まれるもの

①Adobe Illustrator使用権(Adobe社の協賛)
②アクリル板、及び木材
③Arduinoボード(Arduino UNO)
④温度センサーや光センサー等のセンサー類
⑤LEDやモーター、スピーカー等のアクチュエーター類
⑥ブレッドボード・ジャンパーワイヤーなどの電子工作プロトタイピング機材一式

※作ったものはすべて持ち帰り可能です。
※電子工作については、基本的に必要なものは一式セットに含まれているので、ワークショップ後も自宅にて、継続して改良を施したり、電子工作やプログラミングを行ったりすることが可能です。

■材料費に含まれないもの(持参すべきもの)

⑦パソコン(持参不可の場合は別料金にてレンタル可)

※Mac or Winどちらでも可・Netbookは不可

担当講師

  • 澤田 暖
    静岡県浜松市出身。静岡県立浜松北高校(07年卒)、慶應義塾大学環境情報学部(11年卒)を経て現在はMIT Media Labの修士課程に在籍。学部時代は村井純研究室に所属し、インターネット移動体通信に関する研究を進め、現在はMIT Media LabのViral Spaces Groupにて、近距離情報通信・コラボレーションに関する研究プロジェクトに従事。 MITでは名物講義である「How to Make (Almost) Anything」を履修していた。
  • 廣瀬 悠一
    東京都世田谷区出身。東京都立青山高校(08年卒)、慶應義塾大学総合政策学部(12年卒)を経て現在は慶應義塾大学政策・メディア研究科の修士課程に所属。学部4年で田中浩也研究室に移籍し、そこでデジタル・ファブリケーションの分野に出会う。現在は田中研究室の「編みグループ」に所属し、3次元編み機がつくれないか思索(試作)中。
  • 佐野 あかね
    東京都港区出身。学習院高等科(99年)、慶應義塾大学理工学部(03年)、同大学院修士課程(05年)を経て、2005年から2011年までソニー株式会社にてウェアラブルコンピューティング、ヒューマンインターフェイス、知能システム、ヘルスケアの研究開発に従事。
    現在、マサチューセッツ工科大学 Media Lab Affective Computing Group Ph.D. Candidate。ヒトにまつわる信号からストレス、睡眠、パフォーマンスへの影響やバイオマーカーを探索する研究を行っている。

presented by

LIFE IS TECH

Support By

  • 慶應大学SFC田中浩也研究室
  • FAB9